シェイプオブウォーターをみました
後半にネタバレあり感想を書きます
R15だけど、ホラー全くだめな私でもみれました(ホラーだめの目安:20世紀少年のCMもだめだった)
グロいわけじゃないので、そこは安心してみれる
はい、後半です
すげー、面白かった...
しばらく、無言
手話は学生時代なじみがあったから、広告で「ああ、英語の手話がみられるんだ」っていう興味があって、観に行った。
なんかねぇ、一言で言うとファンタジー。
美女と野獣ではある。ガストンも出てくるしな...恐ろしいガストン
あんまり説明がないので、見終わって、いくつか「❔」がうまれた
どうして生き物は拷問されてるのか?
何でアマゾンから捕まえてきたの?
結局イライザの出自は?
おじいさんの今後は?
あの博士は何がしたかったのか
こんなこと考えるのも野暮かもしれないね。
大人になると現実的なことばかり考えてしまうんだなって、自分にびっくり
「ラストのあとおじいさんたち警察に捕まらなかったかな...」って心配になった。
イライザが生き物と出会ってから、日常に彩りがうまれてホッとした。音楽が素敵、小物とか、。
すっごく怖いシーンと、ウキウキするシーンが折り重なるので心が忙しい。どっちかつーと「いつ怖いシーンに切り替わるかな」ってのがハラハラするらしい。(私はこの監督の作品をはじめてみたのではらはらはわかんなかった。)
「水のなかで二人で幸せに...」エンドに持っていくための、すべてが伏線だったのか。
触れると細胞をもとに戻してくれるんだよね、ラスト撃たれてビックリしたけど、そりゃしぬわけがない。
イライザが話せなくて手話を使うのは、言葉を使えない海で暮らすため、
もっといえばイライザの首の傷、もしかしてあの生き物が赤ん坊のイライザにえらをつくったのか...?ハウルの「未来で待ってるー」みたいな。考えすぎか...ハウル好きすぎてそういうパターンの思考になってるのかも...
人をすきになるのって、簡単だなぁ。
共通点こそが、好きのもとなのかな。
とにかく、いろいろな要素がつまってて。ゲイのおじいさんのエピソード、黒人がどうのこうの言われたり、職業での階級の差別とか。もちろん、人と人じゃない生き物との愛についても。二時間濃厚だった
イライザが指文字アルファベットで罵るシーンがあるんだけど、なんていうか、良かった。。もし嫌なことがあったら使おうと思う...
イライザと生き物が愛し合うシーン、「ホワー」って声が出る。綺麗だった
春の夜にぴったりな映画だった。間違いなくサントラを買う。