朝8時に起きた。昨日はルームメートのうちに泊まったのだ。寝転んだまま音楽かけて、みた夢の話などした。ちなみに私がみた夢は、「お寺で大量の洗濯機のフタを掃除させられる夢」でした。
起きて二人で化粧をした。手ぶらで泊まったので化粧道具を全部借りた。
ルームメートは化粧が上手なので、おんなじ道具を使えばおんなじ仕上がりになるのかなぁと思ったが、下地とファンデがどうやら合わなかったようだ。というか人のだし、と化粧水を遠慮したのでパリパリの仕上がりになった。涙袋を上手に描いてもらい目が大きくなったので相殺した。
今日のメインミッションは歩く会だった。かねてよりスカイツリーまで歩きたかった私たち、夢をついに叶えたのである。
散歩は歩くしかないのでたくさんおしゃべりができてたのしい。ルームメートとは話すことが尽きない。眠くない限りはお互いにずっと話している。どんなくだらないことでもオチがなくてもつまんねーなと思われない(思われたところで感)ので、安心してなんでもしゃべってしまう。
ソラマチでお昼を食べた。もんじゃ焼き。もんじゃはバリバリのやつが美味しいよね、という食の好みがおなじで楽。
たのしい気分で食べたのに、お会計のとき、ちょっとかなり台無しになる出来事があった。個別会計ができないことを、あたかも私たちがスゲー文句言ってるかのように受け取られ、「個別会計はできないんで」って三回くらい言われたのだ。わかったっての❗️
「もうあのやな店員さんのことしか考えらんない」
「はやくわすれたいね」
「接客のいみわかってんのか」
と議論をしながら、服を見に行った。
普段私一人では入らない店にいくつか入った。
とあるキャワイイ系のお店に「えっ、接客業!?」というくらい、身だしなみがスゴい店員さんがいた。アパレル、店員さんがマネキンなのだ。彼らを見て服を買いたいなと思う。この店はどうなってるんだ、店のイメージに合わないどころかそもそも"そこはかとない汚さ"があって、嫌だった。おしゃべりと接客を履き違えているところも嫌だった。若いからって許されないぞ。働いている以上はプロなのだ
次に入ったお店はセール中でものすごい混んでいて、そんな中でも「羽織ってみますかー」と接客してくるのは素晴らしいなと思ったが、無表情で怖かった。
最後にルームメートの服を見にぎゃるる系のお店に入った。
すごくいい接客だった!!「これチョーーかわいいですよね!着るだけ着てみましょう!」と試着につれていかれた。
実際それはめちゃくちゃ似合っていて、私もルムメも店員さんも「かわいい!」ってテン上げ。そこですかさず「こういうのがお嫌いじゃなかったらこっちもかわいいかも」とサッと持ってきてくれたそれが、また似合うのでさらにテン上げ。ギャルに言われる「お客様、めちゃくちゃ似合います」って信憑性感じるのはなんでだろう。
そのトップスにはどういうスカートが合うとか、モデルさんの写真も見せながらたくさん案を出してくれたり、試着待ってる間私にも「お客様だったらこういうのすごく似合うと思います!」って接客してくれたり、感動した。この店はレジにいる人以外みんな接客をしていて、「私たちが売ろう」という気が伝わってきて気持ちよかった。
常々言うてますが本当にいい接客は気持ちがよくなる。ものを買うたのしい気持ちが増幅する。接客の大切さを痛感した一日だった。客は所詮、素人なのだ、だからと言って騙していいという訳じゃなくて、プロとしていい商品に導くのは当然のことだ。私もエーギョ、接客のはしくれとしてきもちよくなってもらいたいといつも思う。
ルムメとは用事があるから駅で別れて、私は家に帰って時効警察の続きを見た。
23:00ごろ、ルムメから電話があった。
「ねえお散歩しない?月がきれいだよ」
こんなの行くっきゃないのである。
川原まで散歩した。雑草がたくさんはえていて、月明かりだけですごく明るかった。ビッグバンを歌いながら踊った。
そのあと公園に行ってブランコを漕いだ。
その間も私たちはずっとしゃべってる。黙ってる時間もあるけど、不自然じゃない。
最近人間関係を選ぶ段階にあるよね、という話をしていて、「ありのままの私を受け入れて」という論はいかがなものかと議論した。
「私たち、自然体で居る訳じゃないよね、お互い仲良くする努力してるよね」という話をした。
否定しない契約だったり、これは嫌そうというものは遠ざけてあげたり、疲れていたとしてもお互い話を聞いて慰めてあげる、それはいくらすきだって愛があったって、"そうしてあげる"という行動が伴わなくちゃダメなんだ。仲良くし続けたいから仲良くする努力をして居る。苦ではない。
「ありのままのわたしをすきになってくれないなら要らない」なんて、それは違わないか~と思う。好きで居るために約束があった方がいいなと思った。約束さえ嫌なら解除すればいい。
川原で撮った写真をすぐアイコンにしたら彼氏に「アイコンどうしたん....」と言われた。