部屋がきれい

ここはわたしのシェルター。萌えを探求するブログです。日々について。部屋はきれいじゃないです。

アンタはわたし

10年来、ほぼ毎日会っている人がいる

元ルームメートなので、ここではルムメちゃんと呼ぶ

 

前々から、私たちはいったいどういう関係なんだろうとたまに話すことがあった。友達ではない、親友なんかじゃ気持ちが足りない。恋人とは思えない。とりあえず「身内」という表現が暫定1位だった。

 

やっとわかった

「アンタはわたし」だ

 

ルムメのことをもう一人の自分だと思っているし、ルムメも私のことをそう思っている。

 

 

もう一人の自分

きっと、お互いのことを知り過ぎているからこうなった。高校生の時から毎日一緒にいて、べつべつの大学になっても毎週遊んで、社会人になったら一緒に住んで、家がべつべつになっても近所に住んで。会えなくなったらどうなるんだろう。人生のうち、会ってない時間の方がだんだん少なくなってきた。常にルムメがいた。物心ついてからの、私の人生に起きたことぜんぶ知っているし、私も彼女のことを知っている。記憶の共有。脳のクラウド

性格は似ていないけれど、考え方は寄ってきてる。

 

なんでこれだけ一緒にいられたかと言えば、「どういうときもお互いの味方をする」という約束をしたから。無敵の約束。それがなかったら、大学生のうちから疎遠になっていった気がする。

 

ルムメに対する気持ちは愛なのかなと思ってたけど、もちろん愛情なんだけど、ちょっと違かった。自分を大事にする気持ちだったのだ。

 

 

"自分"だから、否定したくないの。「しょうがないね」で終わりにしたい。

どんなときも味方する、って、仲がいいほど難しいと思う。仲良いほど自分の意見を言いやすいから、反発もしたくなるし。でも何か起こるたびいちいち約束を思い出して、そうしてきた。副作用で人のいいとこ見つけるの得意になった。もういまや「難しいな」と思う段階は超えてしまった。諸行無常の作用があるとして、これが終わるのは死ぬとき。

 

ルムメちゃんは自分だから、自分だけじゃ世の中を生きていけないわけで、恋人や友達や家族、同僚は必要。

この先、🐘ちゃんと一緒にいても同じようにはならないな。なりたくない、あくまでも他者でありたい。ルムメとは未完成な時期に一緒に過ごしたものだから、混ざり合ってしまったんだとおもう。今はもうほとんどコアは完成しているから、だれとも混ざらない。個と個として、手を繋げる。

 

 

ひとに依存しなきゃ、自分を保てないのは危ういのかもと、ふとした瞬間に思うこともある。保ててないわけじゃ、ないと思うけど…0.5+0.5の関係ではなく、1+1の関係…のはず。たまに0.8+0.8ぐらいなんじゃねぇかなと思うときもあるので、目指せ、二人で「2」!

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