前回のあらすじ
サプライズ鬼怒川旅行、部屋に露天風呂、大女将の登場、ろてんぶろ、ふろ、ふろふろふろ… 雨を心配しつつ、東武ワールドスクウェアへ…。
前回↓↓
2日目
かわいいローカル線でひと駅、東武ワールドスクウェア駅。
たしか小学四年生のころに、一度だけきたことは確か。家族で来たのだ。私はシルバニア遊びで育ったので、こういうミニチュア、箱庭的なものに目がない。大人になった時にふっ、とこの場所のことを思い出し、いつかまた行かなくちゃと思っていた。だから、看板の文字を見ただけでもう胸がいっぱいになりそうだった。心願成就した。
チケットを見せ、売店やレストランのコーナーを抜け早速なかに入ると、地球の形のモニュメントがお出迎えしてくれた。しかしこいつ、なんと、歌うのだ。地球がぱかっ、と開いて、中には世界の楽器を持ったいろんな人種のお人形がいる。陽気な曲を演奏して、また閉じる。1時間に三回歌う。
（すいませんホントに感動したのでとりあえずまとめだけしますけど詳しくはこちらへ⬇️
）
ほんとにいちいち感動した。建物のつくりもだけど、ミニチュアの人々の物語を空想するのがすんごい楽しかった。ああ私は、ふだんこんな箱庭で過ごしている一人にすぎないんだと思うと。
ヨーロッパエリアと日本エリアは雰囲気全然違うのが印象深い。ヨーロッパの建物は全体的に"ここに居ますよ感"がある。日本の風景は、つねに田んぼと畑とともにあって、溶け込んでるから地味。
🐘に「ちょっとなめてた」て言われた。そやねん、やっぱり夢に見ていた通りかなり見ごたえあるし面白い。11時くらいについたけど、14時くらいまでずっと見てた。
お昼を食べてお土産を買って、栃木にさようなら。また東武線に乗って帰る。
18時くらいに最寄につき、ちょっとご飯食べよ、となった。
ごはんを食べていると「今回のおれの誕生日プレゼントは何だったでしょうか」ときかれた。「え？旅行...」「それだけだと思ってる？」
え！
まさか！！
「はい」
出てきた。紙袋出てきた。「ほんとうの誕生日プレゼントこっちだから」と言われた。序章で盛り上がりすぎじゃん。ほんとはこれだけ渡す計画だったけど空いてる日が重なったからじゃあ旅行もいこ〜てなってくれたらしい。な、なん？！感謝しきれぬ。
いろんな感情がぶわっとなって泣きそうになったけどこらえた。ピンクゴールドのネックレスだった。6月の誕生石とダイヤがついてる。きゃ、きゃ～～～～～～～～～～😍😍😍😍😍😍😍😍😍！！！！！！こういうのってフィクションの世界でしかありえないと思ってました。あれ？夢女子？これは夢女子の夢小説か？
「もうお金ないからね！！！」「最初だけだからね！！！」って念押ししてくるあたり夢では終わらしてくれないのだった。🐘の誕生日いまにみてろ〜
ワールドスクウェアで短冊書いた。なむ
