きづけば、5がつ4にちである。
髪を切った女、23歳。
実家で、ジャージで、マッシュ頭。アイスをくわえている。
どうして髪切ったんだよ、とちょっと頬をつねりたかった。
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それは先週のことだった。
「ゴールデンウィーク、○○(わたしの地元)に旅行に行くんだ」
「わたし帰省してますよ、ご飯食べましょう」
そして昨日、その人と地元でご飯を食べるというイベントがあったのだ。
いつかちゃんとしゃべってみたいなぁと思ってたので、こう偶然にも実現すると思わなかった。地元ありがとう。アド街ありがとう。
アイドルと会ってる気分になってしまって、けっこう緊張していたと思う。
ご飯は美味しかった。
せっかくだからよく思われたい。その一心が突き抜けて、可愛い格好をして行ったのだが、
家に帰ってきて、鏡をみると何だかあべこべだった。
ボーイッシュとフェミニンの頂上戦争みたいな格好だった。インペルダウン。
そうだ、髪をチョー短くしたからだ。
どうして髪切ったんだよ。
3ヶ月も我慢してのばしたんだから、もう少し我慢できなかったのかよ。
...そもそも、髪切ったのもっと理由があったよな。ハッとした。
媚を売らないために、髪を切ったんだ。
気づけばすぐよいこを演じ、おとなしい、優等生に、なってしまう。可愛いって言われたいことの、根っこの気持ちは、だれかに気に入られたい、なのだ。「被る」精神だ
だれかに気に入られることは必要だけど、それでいいのかなって
いくら勇気を出して自分を保とうと思ってもまだまだなのだ、まだ足りないんだ勇気が
そしたらさぁ、見た目変えるのが一番はえーんだわ。人はみた目通りの中身に近づくから。
だから切ったんだ、職場のみんなに「のばしたら」と言われたのを、あえて切った
思い出した。
中途半端に気に入られようとして可愛さをつけたすのはやめよう、チグハグしちゃう、私はイケてる人間になるのだあァッハハハハハハ‼️
— マチノ (@seong76_) 2018年5月3日
こ、れ、よ、こ、れ!!!
あたし思い出して!あたしはあたしでしょう?!
東京に負けるな、フォースとともにあれ...