部屋がきれい

ここはわたしのシェルター。萌えを探求するブログです。日々について。部屋はきれいじゃないです。

平日昼下がりの図書館は天国の姿をしている

2020年9月終わり

8月末で仕事をやめ、転職活動もイマイチだけど「まあなんとかなるっしょ」と思っていた時期の話。

 

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最終手段だと思っていたが、貧乏暇を持て余しついに図書館へ。

ビジネス書を読もうと思いつつうっかり児童書コーナーへ足を踏み入れたのが最後。一冊読み切ってしまった。

 

『ハーブガーデン』という本。

主人公は、内気な小5の女の子。塾に行きたくなくて寄り道をしていると、あこがれのモデルそっくりの女の子に出会う。彼女のすすめでハーブガーデンのあるカフェに案内される。※ハーブは全然あやしいやつじゃないです。

主人公は「嫌われたくない。好かれたい。」という思いが強い。相手のたった一度の行動を深読みして、妄想して動いてしまう。お母さんのこと、好きな友達のこと、あこがれのお姉さんのこと…好かれたくて、好かれないことが憎しみになってしまう。

ミステリー小説ではないけれど、さいごにぶわーーーっと、静かに怒涛の展開があり、読み終わってすっきりした。

 

ハーブガーデン (物語の王国 10)

ハーブガーデン (物語の王国 10)

  • 作者:草野たき
  • 発売日: 2009/10/23
  • メディア: 単行本
 

面白かった、児童書なめてた。図書館ハマった。

 

次の日には、アドラー心理学の本を読みに行った。ハーブガーデンで共感を学び、アドラー心理学でその嫌われたくない気持ちをどういなすかを学んだ。

 

人生が大きく変わる アドラー心理学入門

人生が大きく変わる アドラー心理学入門

  • 作者:岩井 俊憲
  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

次の日は、心理学もっと読もうと思い別の本を読んだ。最初に手に取った本は、なんも理解できなかった。抽象的すぎて「?????」だった。

大学時代にこびりついてしまったさがで、データの出典や根拠が書いてないと信じられない。書いてなかったらただのエッセイとしてしか考えられない。だからかな。

なので別の本を読んだ。

自信をもてない人のための心理学

自信をもてない人のための心理学

 

精神科医の方が実際のワークも含め書いていて、分かりやすかった。翻訳された本って、翻訳されたなりのフワッとした違和感があり、引っ掛かりがあるから流れない。だからわかりやすい。

 

 

この無職期間、のんびりしたな、とだけ思うには惜しい。物理的な旅行には行けないけれど、本を読んで旅行気分を味わいたい。どこか遠くに行きたいんだと思う。

家にある本も読み返した。

読んだときの自分の状態によって、受け取るものがちがうのって本当に面白い。本だけじゃないね、音楽も映画もだ。