結論、わたしはぱおちゃんと結婚したいし、子供が欲しい。時が来たら。
妊娠騒動の巻
ところで私、超低容量ピルを飲んでいます。仕組みがしっくり来てないのだけど、とにかく120日連続で生理が来ません。
休薬期間には流石に生理がきてた、昔は。
今年の6月にあった休薬期間、いっさい出血せず、10月の休薬期間にもいっさい出血しませんでした。
「なんでだろう。まあ楽だからサイコー」と思ってたけど、「大丈夫ですよね?」って確認のニュアンスで婦人科の先生に話したら「まあ大丈夫だと思いますけど、
念のため妊娠してるか確認してみてくださいね」
にんしん!
「妊娠?検査ってあの…?」
「市販のやつでいいのでね」
にんしん!!!
最初に思ったのは「ヤバい」というネガティブな気持ちだった。
次々と不安が襲いかかった。仕事の人にどう思われるだろう…家族には?パオちゃんの家族には?なによりもパオちゃんになんと言ったらいいんだ…。
怖さしかなかった。
市販の検査薬で検査をしたけど、陰性。
不安に苛まれおろおろしている私に、親友が「別の病院行ってみたら」と助け舟を出した。
検査をしてから1週間、やっと行くことができた。
結論から言うと、いたって正常。
ピルの仕組みを理解してなかったことが生んだ悲劇。
私が飲んでいる超低容量ピルは、子宮内膜を生理後の厚さに保つ効果があるらしい。生理というのは膜が剥がれることで、生理後の子宮内膜は剥がれたあとだから、薄〜い。
つまり、休薬期間に剥がれるのはうっす〜い膜だから、生理ほどの出血しないことだってざらにあるよね
と、いうこと。
「生理で出血多くて痛みも辛いからピル飲んでるのに生理こないからどうしようっておかしな話ですよね」って先生に言われた。いじわるな言い方だけどそれはそうだなと思った。魔女先生…ありがとう…もう行かない、いつもの病院に戻るや。
子を持つ私
妊娠のことについて、初めて切実に考えた。
さまざまな切り口から、妊娠した後の自分のことを考えた。
子がいる。
妊婦になる。
仕事を休む。
結婚して同居をする。
親友と離れて暮らす。
つい最近まで恐怖と不安ばかりだった。
パオちゃんにはしばらく言えずにいたが、親友の後押しもあり電話をかけた。
私と一緒になってくれる意思を示してくれた。もちろん、もし妊娠していても捨てるわけも嫌いになるわけもないと。
パオちゃんのことあったかいやつだってわかっていたのに、自分があまりにも恐怖を感じすぎていて、周りが見えていなかった。
(あえてこう言うけど)できちゃった婚は珍しいことではなくなったが、「許されるのだろうか?わたしのまわりのひとには。」それが不安の根本にある心情だった。
「非難されたくない。」
自分の中に「就職半年で妊娠するなんて」という非難があるからこんなに怖がっていたんだと思う。
なんかかっこいい、でいいや
でも今日、怖さが少し和らぐ出来事があった。
chelmicoのまみこちゃんが、レイチェルとその子供に向けた歌を聴いて。はたと思い出した。
そういえばレイチェルが妊娠と結婚を発表した時、「かっけぇーー!!!!」と思ったの。
それはレイチェルだからかっこよく見えたのかもしれない。
だけど、もっと簡単に考えたらよかったんだと気づけた。
子供は、本当にかわいい。大きくなっても、きっとかわいい。チビちゃんの頃から妹をみてきて、大人になっても可愛くて、成長したことにとても、じん、としているから、ただの赤ちゃんラバーではないと思う。
子供を育てるの絶対面白いと思う。後輩でも妹でもなくもっと歳が離れた、一番近い家族。
「子供を育てて、自分も育つんだよ」という言葉をもらったことがある。
どんな理由であれ、子供を欲しいと思う全ては、自分のためだ。でも、生存がすでに自分のためなのだから、そこに罪悪感など感じる必要はないよなぁ。
家族を紡いでみたい。じぶんのこども。いつか会いたい。
今は…。今はまだ、子供を迎えられない。出来れば「さあ来い」って時がいい。私まだやることあるんだもん。本当にわがままだけどもうちょっとまっててほしい。
けどね、もしいつ妊娠しても私はどかんと嬉しめる自信がある。
考える機会になって、本当に良かったと思う。
追記
自分が産むのか、もしかして産めないのか、それはわからないなと、ふと…。
まだまだパオちゃんとふたりきりで見つめ合う時間を過ごしたい。それもあって、"時"が来てないって思ってる。
産めないとしたらどうしよう…だなんて、分かってから心配しないともったいないよな。やめよう。