この間、5年ぶりに手話サークルの同期女子に会った。
大学時代、三つのサークルに入っていて、このサークルの筆頭同期といえばパオちゃん。
…これは話し出すと根深いのだけど、デトックスで書いてもいい?
大学2年生の時に入った。入った年度でカウントするので、大学1年生のみんなと同期になった。
みんなはいわゆる生まれながらの陽キャで、男の子とも隔てなく仲良くできる。あとおしゃれで可愛い。
簡単に言うと、みんなといるとコンプレックスが際立ってしまうから嫌だったのだ。みんなに合わせて頑張ることに疲れを感じていた。みんなのことが眩しくて嫉妬していた。卒業してもずっと。
8月、コロナで苦しんでた時に、「9月に久しぶりにみんなで会わない?」と連絡をもらった。コロナが治る見込みはあったけど、シフトがわからないから、と断ろうとよぎった。
だけど何故か「これは行かなきゃいけない」とも思った。
5年ぶりのみんなは、学生時代より磨きがかかって美しく輝いていた。変わらず明るかったけど、大人になったなと思った。そう感じたのは私も大人になったからなんだなと思う。今回は心の底から、みんなのことを、好きだし、綺麗だなぁと思った。
手話が下手だから、上手く話せないから、ってのもコンプレックスだった。今回は、わからないときは手話を教えてもらいながら、たくさん話せた。ニコニコやり過ごして、人見知りする瞬間はなかった。誰も否定しない空間だった。
ずっと誤解していたこと、後悔はしたけど、このタイミングだから感じることができたとポジティブに考えよう。
パオちゃんには本当の気持ちを話していたから、「みんなと楽しく話せた」と報告したら心底嬉しそうによかったね、と言ってくれた。
今まで「一年連絡取らなかったらもう友達じゃない」と本気で思っていた。
そうじゃなくてもいいみたい。連絡取らなくても、友達で良いみたい。