部屋がきれい

ここはわたしのシェルター。萌えを探求するブログです。日々について。部屋はきれいじゃないです。

映画三昧

 

アマゾンプライムに登録して早数か月。もっぱらプライムビデオを利用しています。

いまはステイホームだしね。

 

考察大好きオタクとしてはただ観ているだけなのもしゃくなので、ブログに感想書きます。だいぶ前に観たのもあるので、ところどころ記憶あいまい(もう一回見るとかはしない)

ということで後半はネタバレあり感想です。正直な感想を書いたので、以下に挙げた映画が大好きな人は読まないでほしい(特にゆるキャラの映画…)

最近観た映画

 

 

 

 

後半です

 

 

 

 

 

 

 

ワンダー 君は太陽

 

ワンダー 君は太陽(字幕版)

ワンダー 君は太陽(字幕版)

  • 発売日: 2018/10/26
  • メディア: Prime Video
 

 

「絶対に刺さるから見た方が良い」「長女殺し」という熱烈おすすめを受け、満を持して観ました。

最初から最後まで絶えず泣いて、翌日目が腫れた。そりゃ二時間泣きとおしたらそうなるわね

最初の学校に行くシーン。いじめられるフラグ、親の気持ち100%になっちゃってまず涙。案の定いじめられてまた涙。疑心暗鬼になって家族に思ってもない暴言を吐いてしまうシーン、全員の気持ちがわかってまた涙。久しぶりにこんなに泣いたよ。

この映画が道徳の授業向きと言われるのは、主人公視点だけではないから。視点が別の登場人物に移り変わることで、出来事の見え方が180度変わる。相手の立場をおもいはかることや、多面的に考えることの重要性に気づくことができる。ひとのきもちを教えるのは文学の役目だなと、ひしひし感じた。こんなにきもちのいいハッピーエンド。

 

すみっコぐらし

映画館で観たけどもうアマプラにあります 

 

期待値が高すぎたのかわからないけど、一滴も泣けなくて…でも何をみても絶賛しか出てこない…マジ?

いまはアマプラで観れるのでみてみてください。わたしはもういい…

 

 

ものすごくうるさくてありえないほど近い

これはレンタル 

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (字幕版)

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

🐘ちゃんにすすめられて一緒に観た。その日すみっコぐらしを観てかなり消化不良だったので、泣きたくて観た。結果泣けましたニコリ

ワンダーと同じように主人公は少年だけれど、こちらは説明が少ない。観てるうちにだんだんわかってくる。🐘ちゃんがとなりで適宜副音声してくれた。発達障害だということがわからなかったから、最初は好奇心が旺盛なこどもだなと思った。学校や同世代の友達が出てこないのも、彼の世界には他人はほとんどいないからなんだ。父と母とおばあちゃんで回ってる。回ってた。

おじいちゃんが…最高よ。おじいちゃんとの交流でどんどん社会に慣れていく。

タイトル「ものすごくうるさくてありえないほど近い」は、なにを指しているのか。これは議論の分かれるところですよね。私もまだなんだろうなと考えています。作中には研究をまとめた冊子のタイトルとして登場した言葉。ある記事では母親の事を言ってるとあり、またある記事では家族の事だとあり、街の様子の事を言っているとか、いろんな解釈がある。

いまだに考えてるけど…。わたしは、心の動きのことかなと思う。ほとんど初めての、家族以外との交流。ひどい扱いをされても親切にされてもこころが動くだろうし、それは初めての経験で心の動きはうるさかっただろう。心をありえないほど近く感じただろう。

 

カリオストロの城

これもレンタル 

ルパン三世 カリオストロの城

ルパン三世 カリオストロの城

  • 発売日: 2017/04/28
  • メディア: Prime Video
 

 

名作だと知ってはいたけれど、これもノーカットでみるのは初めて。🐘ちゃん曰く名シーンのオンパレードだった(これも🐘ちゃんと一緒に観た)

悪役のありかたよね…。これに限ったことではないが、こういうラピュタ的な悪役、昔も今もキモイなって思う。権力プラス若い女の子を手に入れるために奔走する悪役。

ルパンがなんかかっこいいんだよね~ほかの映画よりかっこよく見えた。浅い感想だ

 

 

きっと、うまくいく 

きっと、うまくいく(字幕版)

きっと、うまくいく(字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

インド映画初見、踊る踊るびっくりした。陽気な映画かと思ったけど、結構衝撃の場面があったけど、実写版ギャグマンガ日和だと考えることで乗り切った。なにそれ

なんげえ~のな。2日に分けて見終わった。でもながいだけの見ごたえがあって、ストーリーもマジで?!みたいなところたくさんあって面白かった。学歴社会へのアンチだと評論に書かれていた。踊って明るいだけの映画ではなかった。すこしインドの空気感を感じ取った。みてよかったな、と心の底から思った。あーるいずうぇーる~…

 

食べる女

食べる女

食べる女

  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: Prime Video
 

「オムニバス形式だ」「小泉今日子がでるなら間違いない」「ご飯系だ」というだけで見始めたけど、裏切られた。重かった。スローライフ系ばっかり見てたから…。

そのときの衝撃をより伝えるために、私がこれを観てすぐにかいた日記を紹介します。

 

食べる女、やば

女がみんな食事とセックスすきなわけじゃない。だからこれは比較的向き合おうとしてる人たちの話だ。

わたしは食事もセックスも好きな方だなと、これみて、考えてみてわかった。でもその、食事やセックスに対する考え方はみんな人それぞれだなとおもうから、アライでありたい。

誰にでも食われることが全然平気な女すごいな。わたしは消費されるのいやだから、付き合ってない人とするのは無理だし、付き合ってない人とは手繋ぐのもキスもハグも無理、イヤだ。付き合いましたはいスタート!ってなってからじゃないとできない。我慢した方がおいしい。

結婚したからって何もかもはうまくいかないよね。結婚に夢いっぱいみてるなら、結婚なんかしない方がいいだろうか…。 

いまの恋人と、食べるご飯、作るご飯みんなおいしい。いつも当たり。セックスも、初めて肯定的に捉えられた。いままでガッカリされたらどうしようとか、恥ずかしいとかそんなのばっかりでそわそわしていた。だから楽しい!もっとしたい!とか思わなかったもん。いまの恋人といちどしてみたらだんだん怖いのとかなくなっていった。嫌われたくない気持ちよりも大好きなきもちがまさって、もっと良くしたいとか、探究心が生まれた。

ちょっといいなて思っている人、みたいなのもう完全に要らない。ああいうのって、フリーだから実現するでしょ。それにいまの最高の恋人を捨ててまで好きになれる人がいると思えない。恋人めちゃくちゃいとしーーーー。

でももしかしたら、始まりはみんな同じかもしれない。けっきょく密室で二人きりになっちゃったら同じことなんだろうな… 同意をとっていること前提ですけど

最後の全員で卵かけご飯食べてるところよかったな。この画がやりたかったのかな。急に差し込まれるんだもん。

鈴木京香のまーきれーなこと、あと動いてる山田優めちゃ綺麗。小栗旬な訳だよ。

 

 

最後の「小栗旬なわけだよ」は今となっては意味わからないけど。どうでしょう、みなさん、衝撃を感じてもらえましたか…。かなり混乱した、ってことだけ強く覚えていて、いい意味のストレスで。観た後妹にもルムメにも🐘ちゃんにも「食べる女ってやつやばかった」って言ったもん

 

さいはてにて やさしい香りと待ちながら

 

さいはてにて やさしい香りと待ちながら

さいはてにて やさしい香りと待ちながら

  • 発売日: 2015/09/09
  • メディア: Prime Video
 

佐々木希、若…5年前の映画なんだね。お母さんには見えなくて、でもお姉ちゃんにもみえなくて、そのアンバランスさが「若くして子を産んだ」感出しててすごかった。永作博美のあのかんじ、小林聡美とはまだぜんぜんちがうんだけど好き!と思った。わたしこの子役の子(桜田ひよりちゃん)、相棒で観てからすき。見入っちゃう。

永作博美が襲われるシーン、映画の中でずっと漂うさみしさを思えば、きっとこういう場面があるかもな、と想像してた。それが急にはさまれたからびっくりはしたけど。でもなんだか、悲しくなった。こういう強いひとでも女のからだをもつというだけで勝てないことがあるとき せいべつというものの、不公平さをかんじてちょっと嫌になる

こどもに平等に接するの、新鮮だった。こどものときに、自分の事を「こども」としてじゃなく「ひとりのわたし」として扱ってくれる大人がいたら、なにか変わっただろうか。最近赤毛のアンシリーズを読んでいるんだけどアンの時代は13~15歳はほぼ大人だし、16歳でもう大人扱い。今はさまざまな条件がちがうから当てはめて考えることはできないけど、子供でも一人の人間として扱う(誰かの属人としてじゃなく)ということはこれからも変わらない真実な気がした。

 

 

山のトムさん

山のトムさん

山のトムさん

  • 発売日: 2018/12/01
  • メディア: Prime Video
 

みなさんお待ちかね、小林聡美もたいまさこです。市川実日子がでてるのがうれしい!木南晴夏もすきなので、もっと絡んでくる作品がこれからでてくるといいな~。

たまたまレビューをみちゃって、要するに「ファンタジーすぎ」って批評が多かったんだけど。映画にはこれを望んでる、わたし。おいっこがちょっとずつ成長していってうれしくなった。どんな子に育つかな。

 

日日是好日

 

日日是好日

日日是好日

  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: Prime Video
 

 

やっとみた…どんなストーリーなのか全く分からずに見た。

時間をかけてわかるものがある、というのがこの映画の哲学なんだと思った。日々を感じて、寒さも暑さも受け止めて生きる。もちろん悪い風習は是正されていくべき けれども四季だけは、この日本が好きだなぁと思えるところ

武田先生の言葉にはたくさん、救われる思いだった。形式が大事なのは、形が作られてから心が入るから。入れたいものがあっても、入れ物がなければこぼれ落ちるよな、そうふと、気がついた。これが、意味のわからないマナーや、形式の必要性なのだなと思う。うるさくするかはさておき。自分は、心をこめるために形を大事にしたいなと思った。

わたしはいつもマイペースで、怒られることが嫌、ちょっと規則を外れることが好きだから、あまり形を大事にしていないなぁと振り返った。大体のことが自分のやり方。ちょいとここらで入れ物の設計図をお借りして、作ってもいいのかもな。

のりちゃんは24年もお茶を続けた。24年続けられること、何かあるかな。毎週毎週…きっとそのくらいの頻度で続けるとわかることがあるんだなぁと思う。わたし、日記くらいかな…これだけは12歳の8月31日から。ずっと、ずっと、細々と続いている。毎週よりすごいじゃん。きっといつかわかる。「考えるのをやめなければいつかわかる。」と、もう会うことはないとある人が教えてくれた。わたしの中に生きる言葉だ。言葉は宝物だ。