部屋がきれい

ここはわたしのシェルター。萌えを探求するブログです。日々について。部屋はきれいじゃないです。

新生活

引っ越しした日、ふとしたなんでもないきっかけで涙が出てきた。

泣いたら芋づる式に思い出された。大好きな人たちがいる職場と別れたこと、大好きな自分の家をくずしてきたこと。床にものが置いてある、服が雑然とかけてある、物が溢れてる、この現状。つらくて、寂しくて、どうしようもなくなってしまった。ぱおちを困らせたいんじゃないのに。ぱおちが嫌いなわけじゃないのに。

泣き始めるとしばらく止まらなくて、へやのすみにちぢこまって、タオルをかかえてないた。

私があまりにも泣くからぱおちが困って「ニトリ行こう、ハンガーラック買いに行こう」と連れていってくれた。お茶して、お店冷かして、ニトリでハンガーラックと洗濯機上のラックを買った。遅くなっちゃったからとんかつをたべて帰ってきた。

 

1日経って、友達と話した。最初だから慣れるまでしんどいね、楽しいことがたくさんあるよって。

 

ストレスを力に変える教科書を読んでいるので、その通りにマインドセットしてみる。「ストレスを感じるのは自分の大事なものを脅かされたとき」らしい。私にとって、居心地の良い職場や自宅環境がとても大事なものだったんだな。特に自宅。大事なものだけが置いてある自宅。整理を繰り返して、要らないものはほとんどなかった。チリひとつないとは言えないけど物の住所が定まっていて私から見れば整っていた。そして近所に親友が住んでいた。改めて、私にとってすごく良い環境だったんだ。

そして、感じているこの(負ではあれど)エネルギー。どういう方向に向けようか。

答えは分かってたんだけどね。

 

住所変更の手続きをするために外へ出た。知らない街、知らないバス停。私が知らないって、私のことを知っている人もいないということ。

晴れてて気持ちいい。

よくよく考えてみたら、新生活になるのは全員一緒だ。私だけじゃない。それに社会人になった時の方がめちゃくちゃ辛かったじゃない。あんなに辛いはじまりでも、良い職場とパートナーと巡り会えたじゃない。

 

大丈夫。妹たちの家が近くなったし、親友とは遠くなったけど気軽に遊べる友達の家も近くなったし、大好きな町も近くなった。

ひとしきり泣いて、寂しさを受け入れてみたら、あとはもう大丈夫。