サーフブンガクカマクラ完全版
アルバム、再生ボタンを押す。藤沢ルーザーのイントロがカッコ良すぎてわーーーって感情が昂った。
生きててよかったと声に出していた
リメイクが出ること、続編が出ることって、すごく嬉しいことなんだと気づいた。
初回限定版だから、解説付き。
しかもこれをぱおちが買ってくれた事実が、このアルバムの尊さを格上げしてくれている。
ライブツアーCD購入者限定抽選もあったので、ちゃっかり申し込んでみちゃった。
どの曲も2008年版より、隙間が埋められている!って感じた。なんとなく。まさに完全版。
解説を読んだらweezerの影響を受けていることがわかった。何曲か聞いたことあったけどアジカンっぽさは気が付かなかった。でもどっちも好きだから何だか嬉しい。友達同士が付き合った嬉しさみたいな(?)
さいきん知ったこと。美術作品をみるときに誰から影響を受けてるか?を考えるの楽しい。ルーツにはいつでもロマンがある。
江ノ島エスカーは、2023の方が好きかも。江ノ島のあのなんとも言えない寂しい感じもあいまって、そこまで「かっこいい」とか思ってなかったんだけどね、ギターがより聞こえてくる気がした。めっちゃ好き。なんだろこの感覚は。
極楽寺ハートブレイク、あらためて歌詞を読み込みながら聞いてみると、「さよならはどうせくる」というドライな諦めの歌じゃないなと思った。これは、葬式だ。葬式で聞く歌だ。
田沼武能 人間讃歌
まったくノー知識、前情報ゼロ、ぱおちが誘ってくれたので見てきた。
でもみて良かった。あらゆる意味で目が覚めた。
戦後の写真に頭がぐわんとなる衝撃。
戦災孤児、その立場に立ったときわたしは、生きることができただろうか?
こども。死ぬも生きるも分からない。いるいないしかわからない。ただお腹を満たしたい、眠たい、遊びたい。他の子供と自分の違いをみて、どんな気持ちになっただろう。仲間を作って、大人の間を縫って必死に、ただごはんをたべるために。
それが1950年代。
親が生まれたのは1960年代。
そして1990年代に私は生まれた。幼い私は毎日しっかりご飯を食べて学校に通えた。
戦後の復興力ってすごかったんだなぁ。
今改めて戦争の歴史をちゃんと勉強したいと思った。小さい頃は聞きたくなかった。「苦労話」程度にしか思えてなかった。なんか怖いなって。
戦争への見方が変わったのは、この世界の片隅にを見たとき、そして今日も。
どんな状況でも笑っている子供たちの表情には思わずこちらも笑みがこぼれる。
笑っていないとき、それがどんなに悲しい時か、想像を絶する。
日食なつこ
もう暑くてベタベタして不快指数2億な夏の昼、
ふと聴いたら本当に涼しくなった。
音楽ってすごい。脳って弱いね。
日食さんの曲ってなんとなく、涼しさで聴く人を快適にしてくれている気がする。あたたかさを駆使する人もいるけど、違う気がする。淀んだ空気を突き抜ける心地よい風が吹いてる。