夜勤の日、駅までぱおちが送ってくれた。
ひぃひぃ夜の仕事を頑張ってたら、正面玄関のインターホンが鳴り、なんと夫がいた。
「あの、鍵がなくて…」合鍵を持ってくるのを忘れて家に入らなかったらしい。
なんて可愛いんだ。職場モードで知ってる人に会うなんて久方ぶりのことだったからワタワタしちゃった。嬉しくて、ぱおちが帰って行ったあともしばらく浮ついちゃった。「これが私の自慢の夫ですよ」って見せて歩きたくなるくらいだった。しないけど。
本の影響もあり、だんだん関係が楽になり発展して行ってる気がする。いろんな体験を一緒にして少しずつ少しずつ絆が深まってきている気がする。
同居のために職場を離れるのは、正直悔しさぬぐえない。けど私だけが我慢してるわけではないかもしれない。夫も私といるために我慢しているものがあるのかもしれないじゃん。(追記:って話をしてみたけど「ないよ、町ちゃんの方が大変だったよね」と言われた)
仕事はいくらでもある。夫の代わりはいない。
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と思っているのに、分かっているのに、目の前でアクシデントが起きると仕事優先してしまう。
悔しさと申し訳なさでいっぱい。せっかくの休み、家で待っててくれてるのにすごく待たせちゃってる。
こんなことやめたい。こんな状況もうしたくない。こんな状況を打破するためにはもっと締め切りを前倒ししなきゃいけないんだな。来月のことは来月に、とかやってたらダメだ。
わたし仕事かかえすぎ。頑張りすぎたせいで、属人化しすぎてしまった。私にしかできないことばっかりになってる。こんなやばいの間に合うのか3月までに。引越しを同時進行しながらできんのか?
あ!!!できっこないをやらなくちゃ!!!!!
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ようやく家に帰った。ぱおち怒ってるかなと思ったけど、そんなわけなかった。いろんな気持ちが込み上げてきてしくしく泣いた。ふて寝に付き合ってくれた。
昼寝したあと少しごはん食べて、また昼寝して。ようやっと元気になって、ご飯食べに行った。結婚式で流す曲の話をしてワクワクした。見送る時には笑顔満点だった。
わたしぱおちが大好きだ。いつもわたしを笑顔にしてくれる。わたしが泣いてたらどうしたらいいかも分かってくれてる。
昨日結婚式のことを話していて、改めて思った。こんな幸せなことはないよ。大好きな人と一緒の未来を思い描ける。結婚式を挙げたり、旅行したり、一緒の家に帰れるんだ。私ははたまた難しく考えすぎていた。この先楽しいことだらけだ。