部屋がきれい

ここはわたしのシェルター。萌えを探求するブログです。日々について。部屋はきれいじゃないです。

3日経った

ばあちゃんが死んで3日。お父さんと妹と、また会いに行ってきた。

親戚と話していて、色々なことを思い出した。

一人暮らしをしていた初めの頃、ばあちゃんは一度だけ仕送りをしてくれたことがあった。佃煮とか海苔とか、その頃はあんまり好きじゃなくて、腐らせてしまった気がする。

その頃、「日本語検定を受けるために勉強している」と言っていた。「テレビで外国人の子たちがみんな頑張って勉強していると見たから、ばあちゃんもやってみるんだ」と言っていた。

ばあちゃんは本を読むのが好きだった。だからお母さんも本を読むのが好きで、私も小さい頃はたくさん読んだ。私が母から教わった赤毛のアンは確か、おばあちゃんも好きだったはずだ。

今日聞いた話では、高校は首席入学だったとのこと。

思い返してみればまじめで、勉強が好きな人だったんだ。

ばあちゃんは「ばあちゃん」でしかなく、その人となりを知ろうとは思ったことがなかった。そういうのに興味が出てきた頃にはもう、話せなかったから。

 

ばあちゃんの死に際、死んでから、後悔ばかりだったけれど、だんだんそれ以外の気持ちも浮かんでくるようになった。