「ばあちゃんが息を引き取りました」と連絡が来て、文面を見て、理解したけど、どう行動するべきかわからなかった。
朝方お父さんから電話が来て「お前どうする(会いに行くのかどうか)」上司に相談して休ませてもらった。幸いにもそこまでシフトに穴あけずにすみそうだったから
そういう日を選んでいたのかと思うくらい。
ばあちゃんに対して後悔しかない。
元気なうちに孝行できなかった。
親友が、「孫が元気で幸せでいることが孝行だよ」と言ってくれてとても励まされた。
パオちゃんはただただ話を聞いてくれた。
ドライアイスで冷やされたばあちゃんの顔を見ていて。ばあちゃんがいなかったらお母さんは生まれなくて、私も生まれなかったのだよな。この世に存在させてもらえてありがとうと、本当に思った。
こんなこと、今ようやく考えられるようになった。ばあちゃんと一番会っていた小中学生のときには、感謝なんてできなかった。思春期だったからうざくて仕方がなかった。
それを謝ることもできず、その分の恩返しもできないうちに、いつのまにか施設に入ってしまってなかなか会えなくなり、そして今日ということになる。
お客さんに「あなたたちは本当に偉いね」と言われた時、「自分のおばあちゃんにしてあげられなかったから」と思わず本音を返してしまったことがあった。「それでいいのよ。身内にはなかなかできないから。」と言ってもらえて、本当に救われた。
もうばあちゃんの言葉は聞けないので、どうしたらいいのかは分かんないけど 今しっかりお別れをしておきたいと思っている。