部屋がきれい

ここはわたしのシェルター。萌えを探求するブログです。日々について。部屋はきれいじゃないです。

9月の感想

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今月はいろいろみました

 

呪術廻戦 懐玉・玉折編

先輩に「徹夜してでも見ろ」って言われて2期を見始めた。映画だけは2回も見に行くほど好きだった。だから過去編は切なかった。話は難しかったけど…夏油がとにかく、かわいそうだなぁと… まじめなひとが精神を病むっていう典型な気がして、ほんとに。やるせない。映画見てたら夏油無茶苦茶だったけど、これ見たら五条先生より夏油に感情移入した。

 

 



 

ミステリと言う勿れ

特別編のドラマ。改めて漫画原作のこの話を読んだんだけど、めちゃくちゃ好きだなぁと思った。自分が認知症の人のそばにいるようになってから、なんとなく感じること、汲み取れていなかった家族の気持ちを想像して、涙がボロボロ出てきた

 

祝映画化㊗️揃ってなかった分の1.2.3巻(映画の原作)と、新巻を買った。

原作に出てくる犯人たちの動機は猟奇的でゾワッとする。整くんのおしゃべりでキャラクターたちが救われる場面にほぐれる。同居するはずのない二つの感情がごちゃ混ぜになるので、読んだ後何とも言えない気持ちになる。すっきりはしない。達成感はあるかな?

 

映画観てきました。漫画読まなきゃよかった〜笑 知ってた方が面白いと思ったんだけど、展開が全部わかりすぎてその点つまらなく感じてしまったーー!「はいはい、つぎこうなるよね、次は誰がしゃべるよね、これは誰の仕業だよね」って。読んだのしっぱいだったわ。読まなきゃ犯人以外忘れてたのに。ただの実写確認オタクだった… ちくしょう。

でも皆さんの演技がすごかったのでしっかり泣きました。伏線の演出もわざとらしくなくて本当にわかんない。細かいところ全部はさすがになかったけど、大事なシーンは全部、原作そのまんま。ありがたや〜。

やっぱあの俳優さん、犯人役が合うなって… 別のドラマで出てた時もめちゃくちゃ心打たれた。苦しくなったのを思い出した。整くんは漫画そのまんまですごい。

うーんもう、映像化やらないのかな。やるとしてもこちとら全部知ってるけど… もしやるなら漫画読み直さないようにしておこう。😓 

 

 



 

VIVANT

ブラプラ以来の楽しみを与えてくれました。やっぱ俳優さんってすごいや。ほんと、すごいわ。

どんでん返しって大好き! 「父に会いたい」愛されてるか確認したいって何歳になっても思うんだなと わたしもつい最近同じことを思ったから(エッセイまで書いて)

 

 

かぐや姫の物語

命、生きてることの喜びがすごく伝わってきた。生きている実感だけがあって、全てが新鮮でたのしい、そうやって生きていたのに奪われてあげくキモい男に急に抱きつかれて可哀想に…そりゃこの世からいなくなりたくなるよ。

ハッピーエンドではないけど。これは物語かもしれないけれど。物語が何もないところから生まれるわけない。似たようなことがたくさんあったのだろう。それを忘れないようにしたい。

 

 



アーヤと魔女

しょ、消化不良〜〜!!!!!

でも音楽はめっちゃ良かった。アニメも綺麗だった。でもこれはハウルと同じく原作読まないとダメなやつだな…。同じ人がかいてるし!

 

 



テート美術館展

「光」ってほとんどの絵で表れるものなのに、それをテーマにするなんてすごいなってぼんやりと思っていた。

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ジョン・マーティン ポンペイヘルクラネウムの崩壊

ぱおちが単眼鏡を貸してくれたので隅々まで見たけれど、描き込みが本当にすごい!でも遠くから見てもほんとうにすごい。写真よりも写実的で引き込まれる。映画を見ているようだと思った。スターウォーズみたい!ドラマチック。この2枚目の人がたくさんかいてあるところがほんとにすごかった。

 


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クロード・モネ ポール=ヴィレのセーヌ川

モネの絵がすごく"印象"。ミスなか読んでて印象派気になっていたので、実際に見れてうれしい。整くんも好きだったモネ、私もすきかもです。精緻な絵にも感動するけど、毎日家で眺めたいのはこれだ。このコーナーの解説にも、ほほぉー!ってなった。

フランスの印象派たちは光そのものを絵の主題としました。クロード・モネ(1840-1926年)、カミーユピサロ(1830-1903年)、アルフレッド・シスレー(1839-99年)らは、戸外で制作するために思い切って地方へと足を延ばしました。彼らは、光、大気、そして動きのつかの間の変化をカンヴァスに留めるために自然の中で制作したのです。多くの風景画家たちが戸外でスケッチをした後にアトリエでの入念な作業に取り組んでいた時代に、印象派たちの制作方法は当時としては珍しいものでした。印象派は遠近法に基づく三次元的な空間を表象せず、絵具の物質性を強調して平面的な画面を構成し、さらに、対象を大腿に切断したかのようなイメージを作りあげたのです。

 

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ヴィルヘルム・ハマスホイ 室内

「明るいって言うより暗い印象なんだけどな」とぱおちがつぶやいた。解説とは違う印象を持っていたんだって。私はこの人の絵は初めましてだった。日常を切り取っているのがいいなぁと思った。なんかわからんけど、パートナーをモデルに描いてる人好きなんだよな…残したくなるほどその人を、モデルとしてだとしても愛してるのかなぁと思うから。 本当のところは描いた人しかわからないけどね 

 

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リヒターの絵があった!(アブストラクト・ペインティング(726))

 

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オラファーエリアソンもあった!(黄色vs紫/星屑の素粒子)

びっくり、うれしい。ぱおちと一緒に見に行ったふたつの展覧会。どちらもすごく覚えている。しかも偶然なのか人生の節目で見てるからなおさら。エリアソンは無職になったとき、リヒターは結婚指輪を買った日だった。

今回見て、二人ともの作品が改めて好きだと認識した。共通点があったことに驚いた。

リヒターの方は一見きもち悪いんだけどずっと見ていると雨の道路の反射だとか、春の陽で照らされた雪解けだとか、そういうものにみえてくる。

エリアソンの方は、色や明るさがなんだか居心地良かったのを覚えてる。

 

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ちなみにパオちゃんが一番気に入ってたのはこれだった☺️(デイヴィッド・バチェラー ブリック・レーンのスペクトル2)影もきれい。裏も横も見て楽しむって面白い。バラバラの色、大きさでも同じ長方形、というのが解説であって、なるほどだからまとまってる感じがするのか?

 

どんな見方してもいいからいいよねぇ

駆け込みで見に行けて良かった!