部屋がきれい

ここはわたしのシェルター。萌えを探求するブログです。日々について。部屋はきれいじゃないです。

ばあちゃんの葬儀と、家族

いよいよのおばあちゃんの葬儀。

お通夜が終わり、棺に入れたいものがあれば明日持ってきてくださいと言われた。妹たちに手紙書こうよと誘った。

手紙を書いていて、はたと気付いた。

おばあちゃんは本が好きだった。

それはお母さんに遺伝して、私にも遺伝した。私は本が読みたかったから、文学部に進学した。

そこでぱおちと出会えて結婚した。このことに気がつくのが、もう少し早かったら。生きているうちにばあちゃんに感謝を伝えられたのかもしれない。

 

ばあちゃんの妹さんたちと会った。きっと小さい時に会ってるんだろうけど記憶はない。「あら!〇〇ちゃんかしらって思うくらい似てるわねぇ」お母さんにそっくりだと言われた。素直に嬉しかった。お母さんのことは美人だと思ってるので。

ばあちゃんちに保管してあったアルバムをたくさん見せてもらった。お父さんたちの結婚式の写真や、席次表、冊子なんかも出てきた。お母さんが結婚した時どんな気持ちだったのかをずっと聞いてみたかったので、宝物を見つけた気分になった。

 

葬儀諸々が終わって、ほっとしてすぐ日常に戻ってしまった。

けれど、心の奥底での家族親戚たちへの想いが変わったのを感じている。

お世話になったのだなとひしひし感じた。大事だなと思う気持ちが深くなった。これはありがたいことに、家族には家族として接してもらえたから思える気持ちなのだ

私はいわゆる嫁に行った、とは思ってない。属するところが変わったとも思ってない。家族が増えただけ。お葬式を見ていたら、よくよく思った。結婚は家族が増えることなんだなと。