部屋がきれい

ここはわたしのシェルター。萌えを探求するブログです。日々について。部屋はきれいじゃないです。

初めてのひとり鎌倉

デートで幾度となく来た鎌倉。

奇跡の連休がとれ「何もしないのはもったいない」病が発病したので、泊まりがけで来ちゃった。

一人旅したいなぁと常々思ってたけど、こうも早く簡単に、実現するとは思っていなかった。

大人っていいなぁ。休日に宿題もないし。

そらね、人生の、これから起こりうる解決しなきゃいけない課題はたくさんある。けどそれはその時考えればいいんだなと思えてきた。徐々に。(具体的に言うと、結婚出産育児スキルアップ持ち家老後資金、など)

 

「そのときかんがえればいい」とか言ってますけど、そうなれたのは25歳の私が将来を案じてくれたおかげ。意を決して貯蓄を始めてくれたおかげ。その安心感かなりデカい。

順調に運用されており、私の目間違ってなかったなとホッとしている。

戦争が起こりそうではありますが、考えすぎずに長く続ける。それが平和のためだと信じる。

 

でもな…歯の矯正したいから途中でちょっとは引き出すかも まだカウセも行ってないし。夢物語の途中にいます。

 

閑話休題

今回の旅は、行ったことがないところへ行こう!をモットーに、ふらふらしました。

 

 

 

藤沢ホテル エン

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「どこかに泊まりたい」欲が先行してこの旅は始まったので、到着した時点で勝ちでした。6,000円ぐらいで素泊まり。

リノベしたんだろうな…って感じ。過不足なく。夜は大きいテレビで月9見れて大満足。1人でちゃんとホテル泊まったの実は初めてだったかも。

 

藤沢駅出発

朝8時半の江ノ電に乗る。通学する高校生に挟まれて、邪魔にならぬようじっとしていた。七里ヶ浜に近づいた頃、海が見えてきた。たまらず、降りる。

 

由比ヶ浜

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長谷駅で途中下車。鎌倉に来るといつもここにきて、海を見てしまう。サーファーしかいない。ボーッとしてもよかったんだけどお腹が空いてきたので早々に去る。

次の目的地まで散歩。

 

THE GOOD GOODIES 

THE GOOD GOODIES (ザ グッドグッディーズ) - 鎌倉/コーヒー専門店 | 食べログ

朝ご飯を食べにきた。

カウンターでコーヒーとクロワッサンを食べた。撮影禁止だったので食べログ見てください。

クロワッサンにはさまったチョコレートはナッツが入っていてばりばりとうまかった。バリバリザクザク、口の周りについても何のその。1人の醍醐味。

ステンレスのカップに入ったコーヒーおいしかった。

目の前でテキパキ動く様子を見つつ…この後どうしようかな、と考えた。

とりあえず店を出てうろうろ。まだ10時前でいろんなとこが閉まってた。一つ大発見、ぱおちとの思い出の喫茶店が復活していた。閉店かなり惜しまれてたからな。よかった…。来た甲斐があった。今度行く時のお楽しみに、今回はスルーした。

キョロキョロと道案内の看板をみると「行ったことない寺が近くにある」ことを知ったので、向かう。

 

英勝寺

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道すがら調べると「竹林がきれいで観光客も少なく静かでおススメ」だそうだ。

立て看板を読んだら、地元と縁のあるお寺だと知る。急に親近感!梅も咲いているし、地元を思い出して嬉しくなった。

子供たちが、遠足なのか走り回っていてほほえましく。「そっち撮っといたほうがいいよ!」とリーダーシップを取る子がいたり、少し外れて黙ってカメラをむけている子がいたり。彼らの邪魔にならないようそそくさ歩いた。

奥に進むと崖が近かった。山が近いからか。洞窟もあったが怖くて断念。

竹林も崖のそばにあって、さらさら葉が揺れる音だけがきこえた。しばらく上を向いてぼーっと過ごした。

英勝寺プチウィキ

徳川家康の妻であるお勝が、出家して建てた寺だそう。幼少期はお八(おはち)→お梶、からの、お勝という名前になったらしい。「お梶がついてきたら関ヶ原の戦いに勝った」ところからつけられたらしい。すごくね?

気になって色々調べたら、すごい寵愛ぶりだった。しかし家康との歳の差を見てドン引き。時代が違うからね…まあね… 今は許さないけどね…。

彼女が生涯幸せであったならそれでいいのだ。

ちなみに地元・水戸とゆかりがあるとは、「お勝が水戸徳川家初代藩主・頼房をそだてたことから、英勝寺の住職は水戸のお姫様がつとめていた」んだって。お姫様て〜ロマンチックだな。

 

glänta(グレンタ)


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人差し指のが今回作った指輪。

フワフワと駅方面に戻る。途中で気になる店を見つけた。

「5〜10分で指輪が作れます」だってぇ?真鍮の輪っかを叩いて指輪にするアレだ。昔蚤の市でぱおちと作ったアレだ。てか今日つけてるじゃん。とか考えてぼうっとディスプレイを見ていたら、店員さんが話しかけてくれた。話しかけられ待ちみたいに映ったかな、と少し恥ずかしくなる。

リングの太さで値段が変わる。5ミリ幅程でも3,000円と結構安いものなんだな。わたしは2ミリ幅程のものにした。叩けるのをたのしみにしていたら…「お客さま、みていてくださいね〜!(カンカンカンカン)こうやって叩くとサイズが変わります!」あ、そういう感じね!だから短時間なのか。

少し拍子抜けしたが自分でやるよりか綺麗になるならと、にこにこ受け取った。

このくらいの太さの指輪が欲しかったので、テンションがここで爆爆爆上げ。ハイパーウキウキ。

 

あっ、そろそろツヅルが開店する時間だ。ウキウキてくてく。

 

TUZURU(ツヅル)1回目

よく来る文房具屋さん。静かで落ち着くのだ。

営業開始5分過ぎに到着したが、戸は閉まっていた。

他のお客さんも来ていて、思わず「休みですかね…」と話した。「こないだテレビに出てたからきたのよぉ。あぶちゃんが来てたのよ、あなたも見た?」「見てないんです。でも有名らしいですよね。わたしもここに来たかったんですけど、お休みなんですかね…」「でも水曜定休日って書いてあるわよね?今日火曜日よね。」ドアを開けようとしたり、裏に回ってみたりしたけど、解決せず。

「またあとで来てみますかね」と言って自然に別れた。

一人旅あるある。

 

う〜ん。何しよう。上がったテンションを持て余していた。そんな時は歩くに限る。

小町通りの気になる店全部入るツアーを一人で敢行した。

 

小町通り

時間は11時半。さすがに少し賑わいを見せていた。ぱおちときた時には入ったことのなかった、アロマストーン屋さん、石屋さん、焼き物屋さん、などなど。すったかたったか巡る。

焼き物屋さんでは、ついに長年欲しかったマグカップを二つ購入。美濃焼全品500円なんて罠だよなぁ。本当はもやい工藝で買いたかったけどあいにく休業日だったから。閉まっていたのは巡り合わせだったのかも。(貧しいわたしを見かねた鎌倉の仏様ありがとね)

流石にお腹が空いてきたので、何を食べるか考えあぐねて、

 

キャラウェイ

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結局知ってるご飯屋さんへ行く。

10人程並んでおり、待ってればちょうどよく空腹になるだろうと自分の腹を読んで待つ。ここはご飯が多いからさ

この記事を書き始めた。文章を考えているとすいすい時は経つもので、あっという間に店内に入れた。

ビーフカレー小盛りを注文。小盛りいうてこれが出てくるんだからすごいよね。

福神漬けをがつがつ入れ、辛さに打ち勝つ。1人で黙って食べたら意外といけるもんなんだな。今度ぱおちときたら、ハヤシライスを頼もう。

 

時間は12時半だった。「ここまできたら鶴岡八幡宮にはお参りしておこう」と腹ごなしがてら歩く。

 

鶴岡八幡宮

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相変わらず広〜い境内。遠足の子供たちがわらわらと集まっていた。自分の中1遠足も鎌倉だったなーとノスタルジーかます

初めて保育園がやってる時間にきたかもしれない。境内にはちびっこの声が響き渡っていて、「ああ平和であれ」と願わずにはいられなかった。

階段のてっぺんから見下ろすまっすぐな参道が好き。

 

八幡宮を出てもまだ時間があったので、初めて左の道を進んだ。こっちには一体何が?住所は「雪ノ下」。かわ〜⛄️

突き当たりには寺があった。北条義時ゆかりの寺だそうだが、あまりそそられずUターン。

 

ぱおちにお土産を買おうかなと、小町通りに戻る。

ふと「ツヅル、やっぱり行きたいな。」と思った。時間もまだあるし、やってなかったらさっき行った雑貨屋さんで買えばいいし。

 

TUZURU 2回目

開いてたーーー!

店内誰もおらず。さっきのご婦人たち来れたかな。

BGMがかかっていない静かな店内は少し緊張感があるが、心地よさでもある。

刺繍の栞が目に入った。ぱおてんはいつも本を読んでいるから、栞なら使えるかなぁと目星をつける。

もう少し見て回ると、「アッ!」声が出そうになった。ずっと探していたブックカバー、趣味どんぴしゃのを発見。名画がプリントされているシリーズで、ミュシャを選んだ。

なんの因果か、マグカップ、指輪ときてブックカバーまで。欲しかったものに巡り会えた。うふ、うふ〜。

 

おわり

14時、電車に乗った。しめしめこれで帰宅ラッシュ回避だぜ。賢いなぁ。

 

このご時世で、後ろめたさはあった。ワクチン3回打ってるけどかからないうつさないわけじゃない。責められたら何も言えない…だからこっそり来た。インスタには載せれない。ブログには打ち明けてますけど

 

でもさでもさ!かなり楽しくて癒された。(ここからは言い訳です)

わたしゃぁ、癒されたかった。

今年入って幾度か体調不良になり、仕事は楽しいながらも疲れ溜まってて、好きなことだけをする時間が欲しかった。

「好きなことを好きな人とする」のがこの世で一番楽しい。癒される。だけどぱおちとも親友とも妹たちともなかなか会えない。ひとり遊びでは楽しめる限界があるなぁといつも思ってた。

ソロでここまで、隅から隅まで楽しかったのはひっさびさ。わたし行動力あったんだったわ。癒されたし、こんなことだけどちょっと自信がついた。

お金はどんどこ流れたけど、それは素敵なものと交換しただけ。わたしの持ちものの価値は減ってない。

貯蓄もしてるし心配しすぎたらよくないのだ。

 

明日からはまたしばらくフツーに職場と家の往復だ。

わくわく探求家のわたしはきっと、どんどんわたしを楽しませる予定を入れてくれる。そこに関しては信用してる。

うふ、せっかくだから楽しく生きるんだもんね!

 

(よかったら過去の鎌倉記事も読んでね)